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47 Ronin
外国人著者が描く『忠臣蔵』
著 | ジョン・アレン |
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税込価格 | 1,760 円 |
ISBN | 978-4-8053-1803-4 |
判型 | 130x203mm 253ページ Paperback |
在庫情報 | 在庫あり |
日本でも人気がある『忠臣蔵』、そしてキアヌ・リーヴス主演のハリウッド映画『47 Ronin』のベースとなった赤穂事件は
武士道の精神、忠誠心、そして仇討ちを試みる復讐の物語としていまだに日本好き、歴史好き、そして壮大な冒険譚好きといった多くの人々を魅了する古典的物語となっています。
1701年、江戸城内で、播州赤穂の浅野内匠頭が、吉良上野介に斬りかかるという事件が起こる。
斬りかかった動機の詳細は不明であるものの、
喧嘩両成敗の鉄則に反し、浅野は幕府より切腹を命じられる一方で、吉良には何の咎めも与えられなかった。
浅野の土地は没収され、彼の家族は改易され、赤穂城は幕府へ明け渡すことを命じられ、主君を失った家臣たちは浪人となった。
理不尽な処遇を命じられた浪人たちは1年9か月という長い年月をかけて、仇討ちを企てる。
円卓の騎士の物語のように、この47人の浪人たちの行いは、武士こそが真の英雄であり、死することこそ名誉に値する時代において、
勇気と狡猾さ、そして忠誠心を示す伝説となり、また象徴的な例となり、現代においても多くの人々の心をつかむ物語として語り継がれています。
ジョン・アレンの鮮やかな語り口、そして学者であり映画アドバイザーであるステファン・ターンブルの序文とともに、
この日本文学の叙事詩を正しい歴史的文脈において紹介します。