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A Daughter of the Samurai
『武士の娘』英文版
著 | エツ・イナガキ・スギモト(杉本鉞子) |
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税込価格 | 2,420 円 |
ISBN | 978-4-8053-1755-6 |
判型 | 130x203mm 271ページ Paperback |
在庫情報 | 在庫あり |
大正時代にアメリカへ渡った士族の娘である杉本鉞子の自叙伝。父は戊辰戦争に敗北した長岡藩の筆頭家老であり、維新後に生まれた鉞子は厳格な士族の風習が残る家庭で厳しい躾のもと育てられました。結婚を機に渡米し、42歳で寡婦となりながらも、二人の娘と共にアメリカに留まる決意をし、生活の糧を得るために米国の雑誌「ASIA」へ投稿した記事が編集者の目にとまり、1925年に『A Daughter of the Samurai』として大手出版社から刊行されました。無名の日本人女性が英文で書き下ろした本書は、日本の伝統文化や風習、根底にある武士の教えや日米の価値観の相違点や類似点などを記しており、瞬く間にベストセラーとなり、世界7カ国語に翻訳されました。