タトル出版トップ > 日本の歴史・文化 > 日本文化 > The Book of Tea 『茶の本』岡倉覚三

The Book of Tea

『茶の本』岡倉覚三

The Book of Tea
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岡倉 覚三
税込価格 1,210 円
ISBN 978-4-8053-1486-9
判型 130×203mm 128ページ Paperback
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内容のご紹介

日本のお茶を西洋人に伝えるべく、岡倉覚三によって書かれた「茶の本」。

覚三は本書において、茶道そのものではなく、むしろそこにある禅の哲学に焦点を当て、日々のありふれた物事に存在する美の認識について教示しています。

Wabi Sabi (ISBN: 978-4-8053-1548-4)を手掛けるアンドリュー・ジュニパーによる新しい序文付き。



The Book of Teaの歴史:

1906年のボストン、名士たちが集るイザベラ・スチュアート・ガードナーのサロンで読み上げることを目的に、1冊の秘伝の書The Book of Tea(茶の本)が書かれました。その朗読者が、美術の専門家、学芸員、哲学者として名を残す日本人の岡倉覚三です。元々若者たちに英語を教えていた彼は、欧米人を相手にお茶と茶道の繊細なニュアンスついて十分に伝える能力を身に着けていました。当時はそれほど知名度の高くなかった覚三ですが、優れた洞察力と聡明さで西洋と東洋の文化の架け橋役を担い、20世紀前半を代表する偉大な思想家となりました。

それから100年以上経った今でも本書は、お茶の愛好家からは特に必読書として、世界中で愛されています。お茶の豊かな歴史と日本社会におけるお茶の重要性といった2つのテーマが織り合わされた本書は、芸術や精神性、美を論ずる啓蒙的なエッセイだけではなく、東洋の文化を理解するための解説書としても読まれるべき1冊です。



お茶の美、純真さ、そして禅の美学が濃縮された「茶の本」。一人の日本人により開花されたその至福の1杯をお楽しみください。

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